トランプ大統領の誕生は、日本が「目覚める」キッカケとなるか?
「Mr.サンデー」を見ていて、思ったこと。
http://www.fujitv.co.jp/mrsunday/
宮根さんは、木村さんに、トランプ氏が大統領になって、TPPどうなるの?在日米軍どうなるの?日本はどうなるの?って、心配そう、というか、慌てているような感じで質問していたが、これは、本当に演技なのか・・・?
戦後の体制が、変わる可能性があるなんて・・・って、宮根さんが、ビックリしたような感じだったのだが、本当に演技かどうか、分からない・・・(笑)
宮根さんは、毎日、新聞を相当チェックして番組に臨み、何も知らない感じで、コメンテーターに質問しているらしいが・・・。
まあ、どっちでもいいか。
とりあえず、「どうしよう、どうしよう」などと迷ってばかりいたり、「自分の都合のいいようになる」、「現状から変化しない」などと、楽観的な予測は、しない方がいい。
この世に、変化しないものなんてない。永遠の体制なんて、ありえない。「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。沙羅双樹の・・・」だ。
あのローマ帝国も滅びたし、世界最大の帝国だったモンゴル帝国も滅びたし、太陽の沈まない国といわれたスペインも没落したし・・・。
先行きが不透明な時ほど、いろいろな可能性を予測し、それに対応する策を練ることが、大切だと思う。
つまり、最悪の場合も、十分ありうると予測する。
先の大戦では、開戦前に、国力差(1対5くらいだったか?)から考えて、負ける予測は十分すぎるほどあったのに、それを無視し、突っ走っていってしまった。
そして、最悪の場合を、ほとんどシミュレートしていなかった。
だから、敗戦濃厚になっても、どこで止めるのか決まらず、ダラダラやって、最悪の結果になってしまった。
これを、繰り返してはならない。
話を戻す。
今後予測される最悪の事態は、TPPは発効されない、在日米軍は撤退などだ。
もし、TPPが発効されなくなったら、アメリカを除いた11か国で、ほとんど同じ枠組みで、協定を結び直せばいいだろう。
逆に、日本が、リーダーシップを発揮できて、いいかもしれない。
後から、やっぱり、アメリカが加入したいと言い出せば、厳しい条件を突き付けてやればいい。
そして、在日米軍が撤退するなら、もう、日本としては、自主防衛しかないだろう。
そうすると、核兵器を持たざるを得ない。
また、通常兵器だけで、核兵器並みの戦力にするには、金がいくらあっても足りないから。
日本国民にとって、核兵器にはアレルギーがあるだろうが、やむを得ない。
背に腹は、代えられないだろう。
いずれにせよ、トランプ大統領の誕生は、日本が自立するというか、世界とキチンと向き合う、いいキッカケになって、よかったのではないかと思う。
頭がお花畑になっている日本人が、多いので。
※ 今回のタイトルと関係ないが、トランプ氏の言う「グレイト・ウォール」も、実際に、メキシコ国境に建てる可能性はあると思う。
なぜなら、壁の建設は、立派な公共工事になるからだ。
失業中の低学歴白人の、雇用の受け皿になるだろう。
金がすごくかかるよ、という人がいるかもしれない。
これについては、メキシコ側の国境線に半分かかるように壁を建設して、建設費の半分くらいは、メキシコに出させるという方法もある(実現するかどうかは、分からないが・・・)。
そして、国境警備の強化ということで、新たに警備員を雇えば、これも雇用創出になる。
以上から、「グレイト・ウォール」の建設も、十分ありうると思われる。