【続報】ドイツで、難民によるテロが発生か!?メルケル首相は、さらに厳しい立場に
現時点までの、ドイツでのテロのまとめ。
このブログでの最初の記事はこちら。
www.imin-nanmin-gaikokujin.com
それにしても、ドイツ政府も、だらしがない。
※ 以下全ての記事の赤字・太字は、管理人による。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161222-00000001-mai-eurp
<独テロ>チュニジア出身の男か…当局、先月から監視
毎日新聞 12/22(木) 0:40配信
【ベルリン中西啓介、カイロ秋山信一】ベルリン中心部のクリスマス市場に大型トラックが突入し60人が死傷した事件で、独西部ノルトライン・ウェストファーレン州のイエーガー州内相は21日、容疑者としてチュニジア出身の男の行方を追っていることを明らかにした。男は先月から、イスラム過激派と接触した疑いで情報機関の監視下にあったという。
独捜査当局は20日夜(日本時間21日未明)、現場近くで拘束したパキスタン出身の男性を「明白な証拠がない」(連邦検察)として釈放。トラックの運転席に落ちていた滞在許可証から、23歳とみられるこの男の存在が浮上したという。
イエーガー内相によると、男は昨年7月に入国。同州内で難民申請し、今年6月に申請が却下されたが、有効な身分証がなく強制送還できなかった。8月にベルリンで、偽造身分証所持と傷害の容疑で拘束されたが、釈放されていた。
過激派組織「イスラム国」(IS)は20日、影響下にあるニュースサイト「アーマク通信」を通じ、事実上の犯行声明を出した。南ドイツ新聞(電子版)は、男が、独国内でIS戦闘員を募集したとして11月に逮捕されたセルビア系の人物と同居していたと伝えている。男がISから具体的指示を受けていたかなどは不明。フランス南部ニースでは7月、チュニジア出身の男が花火大会で同様の手口で、86人を殺害した。この際は、ISに共鳴した「ローンウルフ」(一匹オオカミ)型の犯行だったとみられている。
ドイツ政府は、①誤認逮捕したうえ、②マークしていた人物に、テロを許してしまったことになる。
開いた口が塞がらない。
ドイツ政府に対する批判が高まるのは当然だ。
次の記事。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161222-00000034-mai-eurp
<独テロ>極右政党が政権批判材料に「メルケルの犠牲者」
毎日新聞 12/22(木) 11:05配信
【ベルリン中西啓介】ベルリン中心部で起きたトラック突入テロ事件は21日、難民申請していたチュニジア人の男が殺人容疑で公開捜査の対象となった。反難民政策で支持を広げる新興右派政党「ドイツのための選択肢」(AfD)は事件を政権批判の材料としており、来年秋に連邦議会(下院)総選挙を控える独政界の先行きに大きく影響しそうだ。
「こうした犯罪が起きる環境は、ここ1年半で作られた」。事件直後にペトリAfD党首はこう述べ、メルケル独首相による難民受け入れ政策を批判した。ドイツでは差別助長につながるとして、容疑者判明前に遺留物をDNA鑑定し「人種」を特定することは禁止されているが、ペトリ氏は「犯人絞り込みに役立つ」と法改正を目指す考えも示した。
21日夜にはベルリンの首相府前で反イスラム運動支持者らが参加した「ドイツの安全」を求めるデモがあり、AfD幹部も加わった。ツイッターで事件について「メルケルによる犠牲者」と発言した地方議員もおり、事件で広がる怒りや不安を、党の支持につなげようというAfDの姿勢が鮮明化している。
メルケル氏は「事件はテロ攻撃と見るべきだ」とし、徹底した捜査と犯人を厳罰に処す考えを示している。一方で、与党保守派が求める難民受け入れ上限の設定などは「現実的ではない」と拒否し続けている。ドイツでは難民の権利が憲法に規定されており、数値の設定が違憲になる可能性もあるためだ。
だが事件は首相を支える連立与党内の亀裂も深めている。連立の一角を占めるキリスト教社会同盟(CSU)のゼーホーファー党首は「我々は移民政策や安全保障を再考する責務がある」とし、首相に政策転換を求めた。総選挙に向け保守層の支持をどう取り戻すかがメルケル氏の長年の課題だが、事件によってより困難になったといえそうだ。
左翼傾向の強い毎日新聞にとっては、AfDは「極右」なのだろう(笑)
トランプ次期大統領に対する報道と、かぶる部分がある。
「レッテル貼り」だ。
メディアは、事実のみを、正確に伝えてほしいものだ。
それにしても、記事にあるように、「容疑者判明前に遺留物をDNA鑑定し「人種」を特定することは禁止」とは、驚いた。
ハッキリ言って、やりすぎだ。
迅速に、事実を追求・公開しなければ、捜査機関はもとより、国民の正確な判断ができない。
こういうことを続けていると、じわじわと、社会の「ひずみ」や「歪み」が大きくなる。
芽は、小さいうちに摘んでおかないと、いつか大爆発を起こす。
次の記事。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161223-00000001-jij-eurp
チュニジア出身の容疑者追う=ISと接触情報も―独テロ
時事通信 12/23(金) 0:45配信
【ベルリン時事】ベルリンのクリスマス市にトラックが突入し、12人が犠牲となった19日のテロ事件で、ドイツ当局は22日、チュニジア人のアニス・アムリ容疑者(24)の追跡に全力を挙げた。
デメジエール内相は「トラック運転席から指紋が検出された」と述べ、容疑者が実行犯との見方を指摘。容疑者が過激派組織「イスラム国」(IS)と直接接触していたとの情報もあり、複雑な国際テロ捜査に発展する可能性もある。
捜査当局は22日、容疑者が住んでいたベルリンと西部ノルトライン・ウェストファーレン州の複数箇所で、大規模な捜索を実施。地元メディアによると、拘束者が出ているもよう。当局はフランスやポーランドとの国境管理を強化。欧州各国にも手配し、速やかな容疑者逮捕を目指している。
米紙ニューヨーク・タイムズは米当局者の話として、容疑者がインターネットで爆発物の製造法を検索し、ISと少なくとも1回、通信アプリ「テレグラム」を使って連絡を取っていたと報道。米当局が容疑者を渡航禁止リストに入れていたことも伝えた。また、容疑者が自爆テロを志願していたとの情報もある。
チュニジアはISへの戦闘員供給源として知られる。IS系メディア「アマク通信」は「IS戦士が実行した」と主張しており、ISが事件にどう関与したかも捜査の焦点となる。
事件後、トラックから身分証が見つかり、容疑が浮上した。容疑者は2011年のチュニジア政変後、イタリアに渡航し、昨年7月にドイツに入った。同国で難民申請したが、今年6月に却下されていた。
報道によると、容疑者はチュニジアで薬物使用容疑で複数の逮捕歴がある。また、ドイツではイスラム過激派とのつながりを疑われ、「危険人物」として当局の監視対象になっていた。
独当局は、容疑者について「凶暴で武装している可能性がある」と市民に注意喚起。拘束につながる情報の提供者に対し、最大10万ユーロ(約1200万円)の報奨金を用意している。
指紋まで出たのなら、まあ、犯人で間違いないだろう。
いずれにしても、「難民」として入国してくる人物には、本当に注意しなければならない。