初心者向け「出稼ぎ留学生」の記事を紹介。
初心者向けの記事。ついでに、本の紹介になっている。
以下、全ての記事の赤字・太字は管理人による。なお、元々太字だった部分は、アンダーラインで表示した。
2018年07月20日
外国人留学生はほぼ“移民”。人手不足の日本を支える存在に!?
昨年末に31万人を突破した外国人留学生。コンビニや飲食店で働く外国人の姿はもはや日常となったが、その陰には仕事をしなければ生活できないという厳しい現実がある。週28時間までの就労基準を超え、バイトざんまいの毎日……。そんな“出稼ぎ留学生”たちは、もはや実質“移民”だ。
出稼ぎ留学生たちが事実上の“移民”として日本社会を支えていく
働くことばかりに力を注ぐ出稼ぎ留学生。では、なぜこれが問題なのか、まずは仕組みをおさらいしよう。
「留学生は日本語学校などで学ぶことを条件に在留資格を取得しており、資格外活動許可を得て週28時間の制限下でアルバイトをすることが可能になっています」(法務省入国管理局の担当者)
この資格外活動許可は、空港などで申請でき、その場で許可されることがほとんどだという。
「働くこと自体はダメではない。ただ、働きすぎて学業がおろそかになれば在留資格の要件を失することになります。そうすると資格外活動許可の取り消しや、最悪の場合は強制退去もあり得る。また、在留期間をすぎて働き続ければ不法残留になります」
留学生の不法残留者はここ数年右肩上がりに増加。’12年から5年間で約1.4倍に及んでいる。
留学生の不法就労は水際で止められているが、実際にはすべてを取り締まるのは難しい
「入管や在外公館でも、審査において勉強への意欲や借金の有無、親の経済力などを確認しています。入国されれば捕捉することは難しいので、水際で食い止めるのが現在の対策です」
ただ、留学を斡旋するブローカーの手口も巧妙になっており、すべてに適切な対応をすることは難しい。結果、“元留学生”の不法残留者の増加につながっているのだ。この現状を、『コンビニ外国人』の著者・芹沢健介氏はこう分析する。
続き。
https://nikkan-spa.jp/1493006/2
「少子高齢化が進んでいるのにコンビニの店舗数はどんどん増える。現場が人手不足になるのは当たり前で、留学生の力を借りるしかない状況なんです。外国人が就労できる新たな在留資格をつくり、受け入れを拡大するとした『骨太の方針』にしても、企業側の意向を受けていることは明らか。28時間の制限にも無理があるし、『移民政策は取らない』という建前を維持しながら、なし崩し的に留学生を労働力の補填に使う流れは今後も続くのではないかと思います」
日夜バイトに勤しむ外国人は留学生というよりはほぼ“移民”と化している。日本における外国人の就業制度の建前と実態は、今後ますます乖離していきそうだ。
日本取材・文・撮影/加藤カジカ 鼠入昌史 古澤誠一郎 林 泰人(本誌)
― 出稼ぎ留学生の実態 ―
本当に害悪な「出稼ぎ留学生」。
過去記事が多くある。
imin-nanmin-gaikokujin.hatenablog.jp
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imin-nanmin-gaikokujin.hatenablog.jp
imin-nanmin-gaikokujin.hatenablog.jp
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安倍政権は、基本的に頑張っていると思うが、外国人政策だけは、本当にいただけない。
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内容紹介
なんでこんな増えたの?
ふだん何してるの?
全国の大手コンビニで働く外国人店員はすでに4万人超。
実に20人に1人の割合だ。
ある者は東大に通いながら、ある者は8人で共同生活をしながら――
彼らはなぜ来日し、何を夢見るのか? 「移民不可」にもかかわらず、
日本が世界第5位の「外国人労働者流入大国」となったカラクリとは?
丹念な取材で知られざる隣人たちと日本の切ない現実と向き合った入魂のルポルタージュ。
【目次より】はじめに
第一章 彼らがそこで働く理由
「日本に来たかったから、がんばりました」/アルバイトは週に二十八時間まで/外国人留学生がコンビニで働く理由/一〇〇万人の外国人労働力に依存する日本/さらに増え続ける「在留外国人」/急増するベトナム人・ネパール人/ベトナムの日本語ブーム
第二章 留学生と移民と難民
五人に二人が外国人という状況/「その他」の在留外国人たち/政府の外国人受け入れ制度/「移民」とはどんな人たちか/日本の先を行く韓国の「雇用許可制度」/ドイツの「ガスト・アルバイター」
第三章 東大院生からカラオケ留学生まで
コンビニ奨学生として日本へ留学/八人で共同生活/沖縄で急増するネパール人/「辞めないでほしい」と毎月一万円/「日本に来てから成長しました」/沖縄とネパールの関係/留学生の間にはびこる人種差別/ミャンマー人留学生が集まる街/日本で働きたくても働けない
第四章 技能実習生の光と影
コンビニも技能実習制度の対象に?/技能実習生の労働環境/技能実習生の人権を守るために/留学生が実習生をトレーニングする?/沖縄ファミリーマートの「留学生インターンシップ」
第五章 日本語学校の闇
九割が留学生という大学/中国人専用の予備校に通う留学生/全国に六〇〇校以上 乱立する語学学校/年収一〇〇万円の日本語教師/教師一人で留学生一〇〇人という現場も/日本語学校の管理ははじまったばかり/日本語学校が留学生の書類を偽造/人材派遣業化する日本語学校/〝出稼ぎ留学生〟
が訴えた日本語学校/日本を目指す外国人留学生のルート/「犯罪はよくないが……」地方の経営者の本音/ネパールの日本語教育事情/日本語学校のこれから
第六章 ジャパニーズ・ドリーム
ベトナム人の元留学生が兄弟で起業/外国人起業家に向けた「スタートアップビザ」/外食産業の風雲児はネパール人の元留学生 /犯罪組織に加担してしまう留学生/「またコンビニで働きたいよ」/風俗店で働く現役留学生たち/増加する不法残留者と難民申請者/「日本人ですけど、日本語を話
せません」
第七章 町を支えるピンチヒッター
人口が減り続ける日本/そして労働力の奪い合いがはじまる/〝国際都市〟新宿の取り組み/多文化共生を推進する広島県・安芸高田市/日本初の公立日本語学校を開設した北海道・東川町/十一カ国の外国人が暮らす「いちょう団地」/学生たちが自治に参加する「芝園団地」おわりに――取材を終えて
内容(「BOOK」データベースより)
全国の大手コンビニで働く外国人店員はすでに四万人超。実にスタッフ二十人に一人の割合だ。ある者は東大に通いながら、ある者は八人で共同生活をしながら―彼らはなぜ来日し、何を夢見るのか?「移民不可」にもかかわらず、世界第五位の「外国人労働者流入国」に日本がなったカラクリとは?日本語学校の危険な闇とは?丹念な取材で知られざる隣人たちの切ない現実と向き合った入魂のルポルタージュ。