世界が羨望の眼差しを向ける「日本の教育」!エジプトが「日本式教育」を取り入れる
日本は、昔から、教育が優れていた。
江戸時代には、日本各地に寺子屋があり、識字率は世界最高峰だったし、数学も非常に発達し、当時のヨーロッパを凌いでいる分野もあった(和算)。
そして、日本人の美徳である「譲り合い・助け合い」の精神なども、日本の学校教育の中で育まれている。
以下、記事の赤字・太字は管理人による。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO36104400U8A001C1EAF000/
エジプトの子供に日本式教育 掃除・学級会で協力学ぶ
中東・アフリカ
2018/10/4 9:20
【カイロ=飛田雅則】エジプトで3日、日本の学校の学級会や日直、清掃などを取り入れた教育を実施する「エジプト・日本学校」の授業が始まった。国際協力機構(JICA)が35校の公立学校を対象に教員研修などを支援した。現地では教師が一方的に知識を提供する教育に偏重してきた。日本の学校を参考にして学級会など子どもが協力する機会を増やし、チームワークや協調性を育てる狙い。
日本式の教育を導入したエジプトの公立学校で教師が子どもに掃除を教える(カイロ郊外)
初年度は幼稚園と小学1年が対象。算数など学科はエジプトのカリキュラムだが、子ども同士が話し合う学級会など日本の要素を取り入れた。人口増で1クラス70人以上の公立校もあるが、最大40人に抑え、教師の目が届きやすくした。
開校したカイロ近郊の学校では教師が子どもたちに清掃の仕方を教え、協力して教室をきれいにするように指導していた。現地の学校は清掃員が掃除するのが一般的だ。イスラ・タウフィーク校長は「日本の教育は協力を重視しており、人格形成に役立つ」と強調する。2児の母のイマンさんは「きっちりとした日本の教育を受けさせたい」として別の学校から子どもを転校させた。
エジプトは日本の支援を受けて、協調性や規律を重んじる人材育成に向け教育改革を進める。2016年2月に訪日したシシ大統領が安倍晋三首相と会談し、日本式教育の導入で合意。一部で試験的に導入されてきた。エジプトは当面、200校での導入を目指している。
まあ、日本の学校教育が優れているのは、有名な話。
なぜか、日本在住の日本人の中には、子供を、インターナショナルスクールに入れたがる変わった親もいるが、正直?である。
参考記事。
「インターナショナルスクール」理事長が“義務教育期間中は通わせるべきでない”と説く2つのワケ | デイリー新潮
日本育ちの子をインターナショナルスクールに入れるのは愚の骨頂だ(西宮 凛) | 現代ビジネス | 講談社(1/4)
上の方の記事から、一部抜粋。
話を伺ったのは、東京都港区にある「東京インターナショナルスクール」の創立者で理事長の坪谷ニュウエル郁子氏。理想の教育を実現するために前身となる私塾を開き、国際バカロレア機構日本大使、内閣官房教育再生実行アドバイザーなどの肩書を併せ持つ教育者だ。
算数や理科といった教科の概念がなく、授業ではひとつのタームについて多角的にアプローチ。それも教室のラグの上でのディスカッションから始まるという。「グローバル熱」が高まる近年、授業が英語で行われるインターナショナルスクールに通わせたいと思う親御さんもいるようだが、意外にも坪谷氏は、
「日本に軸足を置いて生きていくことを前提にするのなら、少なくとも義務教育期間中は、インターナショナルスクールに通わせるべきではありません」
と述べる。
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理由は2つ。
「1つは日本語を深く学ぶ機会を失ってしまうから。日常会話には困らないという意味でバイリンガルにはなれますが、学校での知的刺激がすべて英語になってしまうと、日本語で考える脳が育ちません」
日本での生活を前提にするのなら、あくまでも思考のベースは日本語であるべきだというのだ。
実際、インターナショナルスクールの子供たちは中学校相当レベルを卒業すると、海外の高校に進学するか、高校相当のクラスをもつ別のインターナショナルスクールに転入することが多い。高校相当レベル卒業時には、海外の大学に進むケースがほとんどだ。日本の学校に戻るケースは稀である。
「2つめは、日本の学校教育が素晴らしいから。日本の教育はダメだとよくいわれますが、PISA(OECDによる学習到達度調査)の成績を見る限り、人口1億人以上の大国で、これだけの教育水準を保てているのは日本くらいです。世界から羨望の眼差しで見られることも多い日本人の共生の精神も、日本の学校文化の中で育まれている部分が大きい。むしろ日本の教育の良い点をもっと世界に広めていかなければいけません」
日本人は自国の教育を卑下しすぎだというのだ。
「『お客様』として海外の教育を受けたひとたちが、『アメリカでは……』などと誇張しすぎです。私はアメリカの教育のひどさもよく知っています。あれをまねしようだなんて、無責任な意見です」
まあ、そういうことである。
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内容紹介
「日本人の誇り」はどこに行った?
若者よ、歴史を知り、日本を再興せよ!大震災、世界規模での経済危機、アジアを取り巻く外交の混乱……。
今、日本は戦後最も大きな「国難」を迎えていると言っても過言ではありません。
こんな時代だからこそ、「日本」という国の素晴らしさを再認識し、今後どのような道を進むべきかを考えないといけないのではないでしょうか。
本書は、日本の「歴史」「内部崩壊」「外交危機」という3つを大きなテーマとし、日本の正しい姿、あるべき姿を浮き彫りにすることで、読者にもっと日本人としての誇りを持ってもらい、日本再興の一助につなげる「救国の書」です。