移民が増えたら、どうなるか
専門知識はいらない。
ちょっと、想像してみよう。
⑴まず、日本人と移民とのトラブルが予想される。
一応、日本も、相当数の移民(らしき人たち)を受け入れた経験はある。
いわゆる在日朝鮮・韓国人である。
※ 彼らについては、「可哀想な人」というデマが広まっているので、10月5日に記事にした。
imin-nanmin-gaikokujin.hatenablog.jp
いずれにせよ、在日朝鮮・韓国人は、1世が日本に来た頃から数えると、100年くらい経っているにもかかわらず、未だに日本社会の中で、上手くいっているとは言いがたい。
ヘイトスピーチ対策法ができたことも、記憶に新しい。
また、移民が増えれば、外国人地区も、自然とできあがるだろう。
「ワラビスタン」という言葉を聞いたことがあるだろうか。埼玉県蕨市のことである。
http://style.nikkei.com/article/DGXNMSFB0501R_V00C13A9000000/
■アベノミクスとカリホウメン
日本に住むクルド人のほとんどは正式なビザや滞在許可を持たない。不法滞在の外国人は、母国に帰るまで入管施設に収容されるのが原則だが、実際には収容人員数に限界があるなどの理由で、収容を免れる。これを「カリホウメン(仮放免)」という。異国での彼らは身分の保障はなく、いつ国外追放されるかもしれない不安定な存在だ。
ワラビスタンに集まるクルド人の数が増えるに伴い、世代間ギャップも目立つようになってきた。最初に日本に入ってきた第一世代は、できるだけ問題を起こさないようにと息を潜めるように暮らしてきた。その彼らから見ると、駅前にたむろする若者は苦々しく映る。周辺の日本人住民からの苦情も増えているという。
■団地はリトルチャイナ化
蕨市民公園からみるとJR蕨駅をはさんでちょうど反対側。駅から10分足らずにある芝園団地(川口市)は都市再生機構(UR)が今から25年前に開発した大規模団地だ。高層の住宅棟が重なるように並ぶ近未来的な光景は、「AKIRA」で知られる漫画家・大友克洋が初期の作品「童夢」の舞台にしたことでも知られる。
団地の規模は約2500戸。今、住人の4割ほどを外国籍が占めるという。その大半は中国系の家族。都内で働くサラリーマン世帯が多い。「保証人や礼金がいらず、交通も便利」とここ10年ほどで目立って増えてきた。
※ 太字・赤字は管理人
そして、横浜中華街のようなチャイナタウン、新大久保のようなコリアンタウン。
このような外国人地区が、どんどん増え、規模も大きくなっていくと、どうなるだろうか。
やがて、アメリカやブラジルなどの犯罪地域のように、普通の日本人が、なかなか足を踏み入れられないような場所も、増えていくことが容易に想像できる。
⑵次に、移民同士のトラブルが予想される。
昨年、多くのトルコ人とクルド人たちが、渋谷で乱闘事件を起こしている。
http://www.asahi.com/sp/articles/ASHBT4H79HBTUTIL00K.html
原宿署によると、この日は、トルコの総選挙の在外投票が大使館で行われ、午前7時ごろ、集まった数百人のトルコ人同士の間で小競り合いが起きた。乱闘が激しくなったことから機動隊が出動したという。現場では、午後1時ごろまで200~300人が大使館前の路上に残ってにらみ合いを続けた。
※ 太字は管理人
その他、同種の記事
http://www.sankei.com/smp/world/news/151025/wor1510250018-s.html
他には、イラン人殺人事件も記憶に新しい。
http://www.sankei.com/smp/west/news/160303/wst1603030089-s.html
⑶その他
外国に目を向けると、支持率の高かったドイツのメルケル首相も、難民政策の不備で、急速に支持を失いつつある。
http://jp.mobile.reuters.com/article/idJPKCN0YU0D7
ドイツ連邦刑事局(BKA)の発表によると、2016年第1・四半期に同国で発生した移民による犯罪(未遂を含む)は約6万9000件に上ったことがわかった。メルケル独首相が進める開放的な移民政策への不安をかき立て、反移民グループが勢いづく可能性がある。
昨年はドイツに過去最高の100万人超の移民が流入し、彼らをいかに社会に溶け込ませ、安全性を確保するかという懸念が広がっていた。
※ 太字は管理人
他にも記事がある。
http://www.cnn.co.jp/m/world/35089295.html
ドイツのメルケル首相は19日、首都ベルリンで実施された議会選挙で極右政党が支持を伸ばしたことについて、政府による難民政策の不備が招いた結果だとの見方を示した。
18日に行われた選挙で、移民反対を掲げる政党「ドイツのための選択肢」は14.2%の票を獲得。議会で初の議席を確保した。メルケル首相率いる中道右派のキリスト教民主同盟(CDU)は得票率17.6%にとどまり、中道左派の社会民主党と組んでいた連立与党から脱落した。
メルケル首相は選挙結果を受け、これまでの難民政策に誤りや不備があったと分析。「もしできることならドイツ政府がもっとうまく準備できるよう、時間を元に戻したい」と述べ、「我々はこの数年、何もかも正しくやってきたわけではない」と認めた。
ドイツが難民を積極的に受け入れる政策を打ち出して以来、メルケル首相が選挙で敗北したのはこれで2度目となる。
2015年以来、ドイツが受け入れた難民は欧州で最も多い100万人を超えた。しかし世論調査では国民の82%が難民政策に不満を持っていることが判明。これについてメルケル首相は19日、「外国人、特にイスラム系の人たちを受け入れないというのなら、それは我が国の憲法で保障された権利にも、キリスト教民主主義にも、また個人的信条にも反する。私もCDUもその道を代表することはできない」と強調した。
※ 太字・赤字は管理人
これらの記事によれば、2015年以来、ドイツが受け入れた難民は、欧州で最も多い100万人を超えたとのこと。
犯罪は、約6万9千件。
そして、世論調査では、国民の82%が、難民政策に不満を持っているということだ。
最初は、移民受け入れに、多くの人が賛成していたが・・・。
※9/25追加
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM24H43_U6A920C1FF8000/
欧州が難民政策の軸足を「流入抑制」に移しつつある。受け入れに積極的だったドイツでも反難民機運が台頭。24日に開かれた関係10カ国の首脳会議は欧州連合(EU)の外周部の国境検問を厳しくすることで大筋合意した。
昨秋にドイツが難民の大量受け入れを決めてから丸1年。今回の会議の議題に派手さはないが、欧州が政策を転換したのは明らかだ。「1年前のような無秩序な移民流入を許してはならない」。今回の会議に先立って開かれた16日のEU首脳会議でも、こんな表現が共同宣言に盛り込まれた。
※ 太字・赤字は管理人
まあ、ドイツ人の昔からの特徴が、よく出ている気もする。
ドイツ人は、一斉にみんな同じ方向を向いて、みんな一緒に間違ってしまう傾向がある。
その他、やはり、なんらかの摩擦やトラブルは、起こるだろう。
例えば、次のような人が、日本にも現れ、摩擦が起きるかもしれない。
http://www.jiji.com/jc/article?k=20160831034634a&g=afp
26日に行われたグリーンベイ・パッカーズとのプレシーズンマッチで、米国歌「星条旗」演奏の際にキャパニックが立ち上がらなかったことで、猛烈な勢いで賛否両論が巻き起こっている。
キャパニック自身は、国内の黒人の窮状を知ってもらうために抗議を行ったと話しているが、共和党から大統領選の候補に指名されているドナルド・トランプ氏が、「とんでもない話だ。自分に合った国を見つけた方がいいんじゃないかな。好きにさせてやれ。そんな場所ありはしないが」と話すなど、キャパニックへの批判の声は高まっていた。
※ 太字は管理人
⑷最近の傾向は次のとおり。
日本における外国人犯罪は、減ってきているが、依然として、高い水準のようだ。
http://www.sankei.com/smp/affairs/news/150917/afr1509170001-s.html
警察庁によると、国内の外国人犯罪の検挙件数は、平成26年が1万5215件と前年(1万5419件)に比べて微減。ピークだった17年(4万7865件)に比べて3分の1まで減少している。ただ、平成初頭の数年は6千件前後で推移しており、警察庁は「外国人犯罪は引き続き高い水準にある」と分析している。
(5)追加
※11/11追加
書き忘れていたので、追加する。
お金の問題がある 。
この記事を参照。
imin-nanmin-gaikokujin.hatenablog.jp
移民を受け入れれば、この数字が、どんどん膨らんでいく。
更に、社会保障費も、どんどん膨らむ。
移民は、基本的に、高度な仕事をしないので、そんなに税収が上がるわけでもないと。
果たして、日本に、移民を受け入れて、やっていく金があるのか?
ただでさえ、国の借金が、国民1人当たり、800万円くらいあるのに。
(6)まとめ
このようなデメリットを考えても、移民を受け入れるメリットは、そんなに大きいのだろうか。
日本の人口は、明治初期には約3000万人、第二世界大戦時には約8000万である。
絶対に、人口を増やさないといけないのであろうか?