移民・難民・外国人問題

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10月8日放送「池上彰のニュースそうだったのか!!2時間半スペシャル」の「戸籍」のコーナーについて、疑問を呈する

めずらしく、池上彰さんが、一方的な報道をしたので、反論記事を書く。

 

池上さんは、だいたい、メリットとデメリットを挙げてくれることが多いが、今回はデメリットというか、批判ばかりだった。

 

池上さんは、基本的に、日本自体は好きなようだが、メディア出身らしく、左翼(リベラル)的なコメントが多いと思う。

 

ただ、池上さんは、自分の主張はしない主義のようなので、放送内容から推し量る事しかできないが・・・。

 

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平成19(2007)年まで、韓国にも戸籍制度があったが、これをやめ、個人単位の登録方法に変更している。

 

具体的には、①基本証明書(自分だけ)、②家族関係証明書(これは、父と母と子たちが載っているので、日本戸籍に近い)、③婚姻関係証明書、④親養子関係証明書、⑤入養子関係証明書に分かれた。

 

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このイラストは、悪意を感じる。

 

日本の素晴らしいサービスやインフラを使うのに、税金を支払うのは当然では?

 

なぜ、そんなに嫌そうな顔をしてるのだろうか?

 

しかも、納税は義務である(笑)

 

みんなが税金を支払わなかったら、この国をどうやって動かすのか?

 

それから、徴兵悪いことのような雰囲気を出しているが、明治の時代は、大国が植民地を持つのは、当たり前の時代。

 

日本が植民地になっても、よかったのだろうか?

 

先人たちは、一致団結して、全力を挙げてロシア等に立ち向かい、植民地化を免れた。

 

だから、今の日本がある。

 

当時、日本が植民地になっていたら、いまだにアジアは、欧米諸国から搾取されたままで、アジアから先進国は出なかったであろう。

 

なにしろ、第二次世界大戦の前、アジアで独立していた国は、日本とタイだけである。

 

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ここでは、批判的「珍しい」と放送している。

 

しかし、戸籍・国籍事務に携わる管理人にとって、日本の戸籍制度は、あまりにしっかりしすぎていて、素晴らしくて「珍しい」と、痛感している。

 

日本に生まれてよかったと、心底思える。

 

他の国は、はっきり言って、いい加減すぎるのだ!

 

他の国がいい加減なのは、池上さんも認めているようだ。

 

次のコメントは、外国についてのもの。

 

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だいたい、「出生登録だけ」の国が多いのだが、それすらキチンとしていない国もある。

 

そうすると、サッカーなど、アンダー〇〇というような、年齢制限があるようなものについて、キチンとできていないのだ。

 

その他にも、例えば、バングラデシュでは、1月1日生まれの人が異常に多い

 

なぜかは、皆さんの想像にお任せする(笑)

 

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出た。

 

日本の戸籍制度を、批判するときの決まり文句が(笑)

 

現在の戸籍は、父・母・子の核家族を基本としているが、それが時代遅れ?

 

家族単位で考えると、何かまずいのか?

 

よく「家族を大切に」、「子供を大切に」とか、聞くような気がするが・・・(笑)

 

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戸籍制度が、世界に誇れる点は、「相続」に関する点だろう。

 

戸籍には、身分関係(婚姻、子、認知、養子縁組等)が記載されていく。

 

そのため、相続の時は、この戸籍さえあれば、いちいち相続人が何人いるか等、自分で探したり、証明したりする必要がない。

 

戸籍に記載されているので、一目瞭然なのである。

 

これが、個人単位の出生届だけだと、すごく大変なことになるだろう。

 

相続人が何人いるのかわからない、どこにいるのかわからない・・・ということになる。

 

だいたい、外国は、いい加減である。

 

なんでも、公証人の前で、「~を誓います」というだけである。

 

「戸籍」と聞くと、「国が何でも管理するのはよくない」だとか、「プライバシーに問題がある」などと、騒ぎ立てる左翼(リベラル)がいるが、戸籍制度は、国民にとって、メリット非常に大きいのである。

 

ところで、2~3年前には、家系図作りが流行ったりした。

http://www.news-postseven.com/archives/20141203_285344.html

 

そして、NHKの「ファミリーヒストリー」という番組が、人気が出たためか、何年か前からレギュラー化されている。
http://www4.nhk.or.jp/famihis/

 

これは、家族や先祖の情報を、大切にしている人が多いという事あろう。

 

また、調査自体も、家系図や戸籍が残っているからこそ、可能になっている部分もあるはずである。

 

このように、要望があり、しかも、これに貢献する制度を、なぜメディアはやり玉にあげるのか。

 

何でもかんでも、西洋のマネがいいのか?

 

いま、老人の孤独死や、若い女性の育児ノイローゼ育児放棄は、家族のつながりが薄れてしまったために起こっている社会問題ともいえる。

 

何でもかんでも「個人」がいいのだろうか。

 

日本の良さを、失くすことにならないのか?

 

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スリードを誘いそうな放送・・・。

 

戦前の家制度は、戦後に廃止され、それに伴い、戸籍制度変更されている。

 

戦前は、戸主が死亡しない限り、その戸籍にどんどん人が増えていった(子、孫、ひ孫など)。

 

戦後は、核家族が基本で、子が結婚すれば、子は親の戸籍から抜けて、配偶者との新たな戸籍ができる。

 

ここを、キチンと放送していない。あまり強調したくないようだ(笑)

 

戸籍制度は、「戦前の名残でよくない」ということを、強く宣伝したいのだろう。

 

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やたら、強調する(笑)

 

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お?・・・一応、キチンと戸籍制度(の良い点)の説明をする?(笑)

 

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・・・やっぱり批判か(笑)

 

だから、戦の戸籍制度と、戦の戸籍制度は、違うんだって。

 

ただ「戸籍制度はよくない」という放送の仕方は、乱暴だし、いい加減すぎる。

 

いい加減な制度しかない、外国みたいなやり方だ(笑)

 

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思わぬ方向から、戸籍制度への援護射撃が(笑)

 

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やはり、池上さんは、戸籍制度がお嫌いなようで。

 

「戸籍制度」=「戦前の悪制度」のレッテル貼り。

 

いつもは、もう少し、メリットとデメリットの両方を、放送してくれている気がするが・・・。

 

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反論になっているのかどうか、よくわからないコメントで、このコーナーは終わり。

 

もう少し、きめ細かい内容を、放送してほしいものである。