蓮舫さん VS 東国原さん(その2)(テレビ朝日「橋下×羽鳥の番組」から)
それでは、前回の続き。
前回の記事はこちら。
imin-nanmin-gaikokujin.hatenablog.jp
法務省が、台湾籍を「離脱」したことの届出を、受理してくれなかったという蓮舫さんの発言の続きの部分。
それは、単なる蓮舫さんの感情論。
それに、政治家なら、中華人民共和国と、中華民国(台湾)の微妙な関係は、当然に理解しておくべきことである。
ちょっと、わき道にそれるが、簡単に概括する。
1972年の「日本国政府と中華人民共和国政府の共同声明」の抜粋
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/china/nc_seimei.html
二 日本国政府は、中華人民共和国政府が中国の唯一の合法政府であることを承認する。
三 中華人民共和国政府は、台湾が中華人民共和国の領土の不可分の一部であることを重ねて表明する。日本国政府は、この中華人民共和国政府の立場を十分理解し、尊重し、ポツダム宣言第八項に基づく立場を堅持する。
※ 赤字・太字は管理人による。
まず、「二」の部分で、「中華人民共和国」と「中国」とが、使い分けられていることが分かる。
次に、「三」で、「中華人民共和国」の、いわゆる一つの中国という「立場」を、日本政府は理解・尊重している、という表現になっている。
日本政府が、積極的に、台湾(中華民国)を無視・排除している形でもない。
そして、「台湾」(中華民国)も、用語として出てきているので、これも別概念として存在していることが分かる。
これらの微妙なバランスの上に、様々な折り合いをつけながら、外交を行っていかなければならない。
その他、参考となるサイト。
①外務省のホームページ
http://www.mofa.go.jp/mofaj/comment/faq/area/asia.html#10
②質問主意書の「質問」と「答弁」
http://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/a164316.htm
http://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/b164316.htm
※ この質問主意書からも、日本政府が、「中国」、「中華人民共和国」、「中華民国(台湾)」を使い分けていることが分かる。
これに関連する過去記事。
imin-nanmin-gaikokujin.hatenablog.jp
imin-nanmin-gaikokujin.hatenablog.jp
imin-nanmin-gaikokujin.hatenablog.jp
話を元に戻す。
法務省が、台湾籍の「離脱」の届出を、受理してくれず、承服しがたいと、蓮舫さんは言っているが・・・
①蓮舫さんは、感情を前面に押し出して、他のことを考慮せずに、外交を含む政治活動等をするのか?
②そして、今回、「離脱」の届出を、法務省が受理しなかったことと、国籍法14条1項の「国籍の選択の義務」(「離脱」or「宣言」)を、これまで約30年間、蓮舫さんが果たしていなかったこと(国籍法違反)とは、全く関係ない。
今回の不受理を、自分の国籍法違反の言い訳にする意味が、分からない(笑)
ただ単に「被害者」を演出したいだけだろう(笑)
次の過去記事と、同じ匂いがする。
imin-nanmin-gaikokujin.hatenablog.jp
また、パパだ(笑)
朝日新聞と組んで、そのパパの故郷に、「中華人民共和国」の法律を適用させようとしてたのに(笑)
※ 先ほどの管理人の過去記事参照。
ナレーション「みなさんは御存じだろうか」
ほとんど関係ないこの問題を、番組的に、積極的に取り上げて、蓮舫さんの問題(約30年も国籍法違反を放置)を薄めようとしている感じだ。
管理人の過去の参考記事も、掲載しておく。
imin-nanmin-gaikokujin.hatenablog.jp
と、法務省から言われたとのこと。
また、パパか(笑)
被害者ぶってるのか?ファザコンなのか?
本当に終わったのなら、台湾の国籍喪失許可証を、公開するべき。
これまで 、さんざんウソをついてきたんだから、言葉だけで信じられるわけがない。
ここで、東国原さん。
東国原さん 「お父さん、お父さんておっしゃいますけれども・・・」
これを受けて、蓮舫さん。
蓮舫さんから、東国原さんの懸念は、心配ないという趣旨の発言もあった。
これまで、手続についてウソを連発しつつ、かつ「お父さん」を連発しているので、まったく説得力がない 。
日本での、台湾の影響力を強めるために、日本の国会議員になったんじゃないの?
さっきまで、「お父さん」 を連発し、みんなの同情を引くような言い方をしていたのに・・・本当にご都合主義。言ってることが、コロコロ変わる。
さすが、民進党の代表だけのことはある(笑)
ここで、橋下さん。
これは、橋下さんの発言。
これを受けて、東国原さん。
・・・もう、無理だと思う。手遅れ。
蓮舫さん「本当に今回私は、いろんな意味で学習をしています。その部分で、自分の立ち位置をもう一度確認をして、間違ったことは間違ったし、それに対しては、真摯に皆様方にご説明をしていきますし、あの~、この部分では、学習した部分で、しっかり向き合っていこうと思っています。」
本当のことを言うのに、約2か月もかかって、のらりくらりと逃げてきた人が、どの口で「真摯に皆様方にご説明をしていきます」と言っているんだ。
ここで、石原さん。蓮舫さんの、これまでの発言を受けて・・・
いけない(笑)
ここで、画面が引く。
橋下さん「いや、多くの人が、そう思うと思いますよ」
あいかわらず、この問題では、蓮舫さんの擁護をする橋下さん。
しかし、
東国原さん「それは、良純さんの個人的意見で、多くの国民が・・・」
スタジオが、ちょっとザワザワする。
ここで、橋下さん。
橋下さんの質問を受けて 、蓮舫さん。
なぜか、絶対に拒否する蓮舫さん。
やましいことが、あるんじゃないの?
東国原さん「なんか・・・なんか、納得できないな」
ここで、橋下さん。
ここで、石原さん。
ここから、ちょっと話がそれる。
ザワザワした後、羽鳥さんから。
石原さんが、余計なことを言いました、と言って、このコーナーは終わり。
次のコーナーからは、蓮舫さん擁護のコーナーだ(笑)
忘れてはいけない。
この番組は、「テレビ朝日」の番組だ(笑)
ツッコミはゆるゆるで、擁護に熱心だ。
擁護は省略(笑)
一点だけ、東国原さんの追及があったので、それだけ記事にしておく。
と蓮舫さんは言った。
この点について、
確かに、そのとおりだろう。
性別を根拠に、男はこうあるべき、女はこうあるべき、というのは性差別につながる。
蓮舫さんにとって、この発言は、バカらしくて失笑ものらしい。この表情・・・。
男泣きした玉木議員と、それを見た蓮舫さんの発言。
この時も、笑ってる蓮舫さん。
この映像を見て、東国原さん以外の3人は、笑っている。
人権意識や、差別問題の本質のようなものが、分かっていない3人だと思う。
蓮舫さんは、ちょっと言い訳をする。
それを受けて、東国原さん。
これを受けて、蓮舫さん。
は?(笑)
泣いちゃいけないなんて、そんな訳がないだろう。
また、バカな発言だ。
ここで、石原さん。
これは、細かいことじゃなくて、蓮舫さんに、ゆがんだ思想信条(男性蔑視など)があるかもしれないという話。
石原さんは、今回、何も分かってない発言ばかりだった・・・。
蓮舫さんのこの顔で、ここは終了。
いずれにしろ、この番組は、追及がゆるゆるで、やれやれという内容だった。
蓮舫さんが、過去の誤りを認めるための番組として、朝日系列のこの番組を選んだというだけの話だろう。
やはり、テレビは、いろんな利害関係者(スポンサー、株主など)の要請を考慮しなければいけないので、出来レース的なものは、しょうがないのかなという感じだった。
終わり。