トランプ次期大統領が主張する「メキシコの壁」は、本当にできるのか?
成功する可能性もゼロではないと思うので、頑張って、やってみればいいと思う。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161130-00514952-shincho-int
トランプ主張の「メキシコの壁」 実現には約2兆円?
デイリー新潮 11/30(水) 5:56配信
トランプ氏が掲げた選挙公約の最大の目玉は、何と言ってもメキシコとの国境に壁をつくるというもの。
国境線は約2000マイル(3200キロ)に及ぶが、半分は砂漠や山岳地帯で越境は困難。そのため、壁が必要なのは約1000マイルだと言われている。
建設費用にはいくら掛かるのか。
現地特派員によれば、
「壁の材料にはコンクリート、鉄筋、鋼鉄を使い、その高さについては、90フィート(約27メートル)にすると主張していました。トランプ自身の概算によると、建設費用は100億ドル(約1兆円)。実は、イスラエルがパレスチナとの境界線約326マイル(521キロ)に約26億ドル(2800億円)をかけてつくった壁を参考にしたと言われています。トランプはそれをもとに単純に計算をし、たいした根拠もなく、100億ドルという数字を叩き出したというわけです」
一方、米紙ワシントン・ポストが依頼した調査会社「バーンスタインリサーチ」は、150億ドル(約1兆6000億円)から250億ドル(約2兆7000億円)という金額を弾き出した。
国際ジャーナリストの堀田佳男氏が指摘する。
「10年前、当時のブッシュ大統領も21億ドル(約2260億円)を投じて、670マイル(約1070キロ)にフェンスを設置しました。でも、最終的には資金不足に陥り、頓挫。トランプの場合も、メキシコが費用を負担するわけはないし、“一部はフェンスで”と言い出したところをみると、実現性が薄いと本人もわかっているのではないでしょうか」
トランプ版万里の長城は、絵に描いた餅だったか。
特集「差別と憎悪の渦から生まれた『トランプ大統領』25の疑問」より
「週刊新潮」2016年11月24日号 掲載
新潮社
※ 太字は、管理人による。
この「メキシコの壁」については、批判的な記事ばかりだが、管理人は、そんなに悪い政策ではないような気がする。
なぜかというと、立派な公共工事になるからだ。
失業者対策や、景気浮揚策になる。
金は?という声が多いが、軍の撤退か、同盟国の負担増により、浮いた金や、メキシコに「一部」負担を求めるという方法もある。
「不法移民」=「密入国者」が減り、犯罪も減ると、治安維持費も減るかもしれない。すると、この金を、建設費用に当てられるかもしれない。
その他、知恵を絞ればいいのだ。
だから、悪いことではないのかな、と思う。