蓮舫さん VS 安倍首相~「信頼できる指導者だ」発言について~
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161124-00000141-jij-pol
TPPで安倍首相苦境に=野党、トランプ会談を疑問視
時事通信 11/24(木) 20:05配信
環太平洋連携協定(TPP)をめぐり、安倍晋三首相が苦しい立場に追い込まれてきた。
首相は先のトランプ次期米大統領との会談でTPPの意義を強調したとみられるが、その直後にトランプ氏はTPP離脱を明言。首相が帰国後初めて臨んだ24日の参院特別委員会の審議で、野党側は会談の成果を疑問視し、対決姿勢を強めた。
「首相は恥をかいた。(TPP離脱の)メッセージが出ることをご存じだったのか」。民進党の蓮舫代表は特別委で質問に立ち、首相がトランプ氏との直接会談で離脱表明の意向を把握していたのかどうかを追及した。
だが、首相は、大統領就任前のトランプ氏との会談はあくまで非公式なものだと主張。その上で「トランプ氏が何をしゃべったかを申し上げれば、信頼を裏切ることになる」と、詳しいやりとりの説明を拒んだ。
首相は、世界の首脳で最初にトランプ氏との会談を実現し、注目を集めた。しかし、首相がアルゼンチンでの記者会見で「米国抜きのTPPでは意味がない」と訴えた直後、トランプ氏は大統領就任初日にTPP離脱を実行する方針を表明。首相は完全にメンツをつぶされた形となった。
蓮舫氏は、首相がトランプ氏との会談直後に「信頼できる指導者だ」と発言したことを捉え、「何をもって信頼関係を持てると確信したのか」とただした。これに対し、首相は「選挙戦と同じように、批判に明け暮れ、辱める行動を取らない点で信頼に足ると申し上げた」と答える一方、TPPをめぐるやりとりは伏せ続けた。
米次期政権の離脱意向でTPP発効が絶望的な状況を踏まえ、野党側は政府に方針転換を促したが、首相は「トランプ氏の発言に右顧左べんすべきではない」と、なお批准を目指す姿勢を強調。議論は平行線をたどった。
「ゼロ回答」を繰り返した首相に対し、野党からはやじが相次ぎ、審議はたびたび中断。蓮舫氏は質疑後の記者会見で「かみ合わない質疑は残念だ。国民には知らせず、自分だけ知っていればいいという姿勢は独裁的で怖い」と批判した。
※ 赤字・太字は、管理人による。
次の選挙で、また、議席を減らすだろう。
①「野党側は会談の成果を疑問視」って、トランプ氏は、大統領就任前なのだから、顔合わせと、簡単な意見交換くらいしか、できないだろう。
それに、会談時間は、1時間半程度。
民進党には、常識が通じないのか?
②「首相は恥をかいた。(TPP離脱の)メッセージが出ることをご存じだったのか」と、蓮舫さんは言っているが、どこが「恥」か?(笑)
TPPに署名した国が、批准に向けて頑張るのは、当然だ。
その批准に、難くせをつけている国(アメリカ)に、メッセージを出しただけ。
だいたい、署名しておいて、批准しようとしないアメリカがおかしいのだ。
ハッキリ言っておくが、日本の周りは、ワガママだらけのヤクザ国家ばかりだ(アメリカも当然含む!)。
この記事自体も「首相は完全にメンツをつぶされた形となった。」と書いているが、「トランプ氏(アメリカ)が、ワガママを言った」が、世界常識だ!
約束を守っていないのは、どっちだ?
それも分からないのか?
こういうヤクザ国と、苦労して交渉等している自国のトップに対し、なんという失礼な言葉だ!
③「信頼できる指導者だ」という首相の発言は、全般的な人物像に対する評価だ。
要するに、「思ってたよりマシ」という事実に、リップサービスを足しただけだ。
首相の「選挙戦と同じように、批判に明け暮れ、辱める行動を取らない点で信頼に足ると申し上げた」という発言は、そういう意味のはず。
トランプ氏の就任が決まっただけで、政策を細かく交渉してきたわけではないし、会談時間も短かったのだから、「信頼できる指導者だ」の意味は、「常識」で分かるはず。
といっても、民進党(蓮舫さん)には「常識」が通じないから、ムリか。
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