中国が「報復する」と警告!トランプ次期大統領が「1つの中国」の原則を守らない場合
相変わらず、「口撃」が激しい。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170109-00000019-reut-n_ame
中国政府系紙がトランプ氏に警告 「一つの中国放棄なら報復」
ロイター 1/9(月) 17:00配信
[上海/台北 9日 ロイター] - 中国共産党機関紙「人民日報」系の国際情報紙である環球時報は9日、トランプ米次期大統領が「一つの中国」政策を守らない場合、中国は「報復する」と警告した。
台湾の蔡英文総統が中米4カ国訪問のため経由地のヒューストンに立ち寄り、8日に共和党有力議員らと会談した直後に明らかにした。
中国は米国に対し、「一つの中国」の原則に従い蔡総統の入国や政府との公式協議を認めないよう要請していた。
テキサス州のアボット知事は蔡総統と会談したことをツイッターで公表。同州選出のクルーズ上院議員も蔡総統と会談した。
環球時報は8日の論説で「一つの中国の原則堅持は、中国から米大統領に対する気まぐれな要請ではなく、両国関係の維持とアジア太平洋地域の秩序尊重に向けた米国大統領の義務である」と主張した。
さらに「もしトランプ氏が大統領就任後に一つの中国政策を守らないなら、中国国民は政府に報復を求めるだろう。交渉の余地はない」と警告した。
※ 赤字・太字は、管理人による。
中国の新聞は、中国政府の代弁をしているだけだから、中国政府は、かなり怒っているということだろう。
まあ、国家の根本のところだから。
これを否定されると、チベットやウイグルなどに、問題が波及してしまう。
しかし、本気で報復したら、困るのは中国の方だ。
経済は悪化の一途をたどっているし。
そのため、中国にできるのは、この前のように、アメリカの無人潜水機を奪ったりするなど、嫌がらせ程度なのではないか?
まあ、今のところ、注視するくらいしかできないが、日本は、最悪「米中戦争が起きた場合の対応」まで、考えておかなくてはならないだろう。
〈アマゾンへのリンク〉
内容紹介
◆トランプ政策顧問が執筆!◆
フジテレビ「新報道2001」(11・27)、東洋経済オンライン(11・28)で紹介!
・経済成長のために必要な原油の中東からの輸送ルートは、太平洋地域の制海権をもつアメリカによって抑えられている。
・空母と同盟国の基地を主体にした米軍に対抗するため、安価な移動式のミサイルで叩くという「非対称兵器」の開発を中国は進めてきた。
・南シナ海や尖閣諸島の海底に巨大な油田が発見された。
・南シナ海や尖閣諸島を囲む第一列島線。その内側の制海権を中国は握りつつある。
・歴史上、既存の大国と台頭する新興国が対峙したとき、戦争に至る確率は70%を超える。
経済、政治、軍の内情……。
最前線の情報をもとに、米中戦争の地政学を鮮やかに読み解く。
トランプの政策顧問による分析で、日本の未来が見えてくる!
解説:飯田将史(防衛省防衛研究所 地域研究部 中国研究室 主任研究官)